祭りのあと

左手のリストバンドの感触は今日も消えない。
二日も前に外したのに。

外す時、もう終ってしまう寂しさだけじゃなくて、
疲労とか、いつもと違う感情とか、非日常とか、
手に負えない色んなものから解放される感じもして、不思議と安心した。

で、ともかく体を所定の場所に移動させて、どうにか働いてみるけれど、
何をするにも効率がよろしくない。
判断力も鈍い。
心の中で「ワタシ知らんしーー」とつぶやくこと多数。

夢のような時間の後に、
あっけないくらい普通の日常があるところが、
生きてるっていうか、人生っていうか、
何だろう、この感じ。

人生に劇的なことなんてなくていい。
普通でいい。
普通がいい。
普通に生きるための、特別な3日間なんやなぁ。

あーーーー、楽しかった。。。

さ、働こっと。