日曜日、認知症の人も含む高齢者の施設へ行く。
生きるってなんだ。


昨日は知人のお通夜、今日はお葬式へ。
この数年、たくさん一緒に笑った。
最高に楽しかった。
ありがとう。
どうか安らかに。


次の日曜日は、いとこの結婚式へ行く。
未婚の私は、ブーケをもらいたいオンナの列に並ばされるらしい。
勘弁して欲しいけど、いいよ、大人だし。
笑顔でキャアキャア言ってやる。


結婚生活がうまくいっていない男とご飯を食べる。
意味がないと思いながら、次の約束をした。


佐野洋子の本を読む。
二度目の結婚の頃のエッセイ。
毒の中に幸せが溢れる。
後に離婚したようだけど、
そこにある幸せは疑いようがなく、美しい。
はかないけど、だからこそ信じられる。


sigur rosのライブへ。
3階席の最後列という、なかなかレアな席に座る。
ライブはもうすごくて、あんな音楽を奏でられる人たちは、
ミュージシャン云々じゃなくて、人間としてすごいと思う。
もはや、偉い。尊敬する。
sigur rosfuji rockで観たい。


最近観た映画。
トウキョウソナタ。感覚的に遠かった。
おくりびとは、映画の後で友だちと喋ったのが一番面白かった。

駅前のバス停のベンチ。
60代くらいの女性4人。
ワイワイ話しているのかと思ったら、
「あそこで私のことボロのチョンに言ってたんちゃうんか?!」
と言いながら、一人の人が隣の女性を何度も叩いてる。
叩かれた方がオロオロしていると、
他の2人もたたみ掛けるようにその人を責める。
悪口を言った言わないの喧嘩か、もっと根深いものか。
駅へ急ぐ私は、横目に通り過ぎるしかできない。
駅に着いてからふり返ると、
1対3の争いは激しさを増している。
原因が何か知る由もないが、
攻撃されている人の悲壮な表情がいたたまれない。
年を取るごとに人間丸くなっていく、なんて思うのは、
若輩者の身勝手だと実感しながら、改札の中へ入った。


佐伯祐三展に行った。
泣いた。


中央大通りはつぶれた銀杏の実の匂い。
もう秋だ。

秋の試験を受けないことにした。
迷ったけど、今はそれどころじゃない。
一週間、仕事の後はのんびり過ごした。
何の後ろめたさも感じないのは、久しぶりのこと。
さすがに疲れが取れていく。
痩せ過ぎた顔はいかにも年相応で、とても残念やけど、
食欲が出てきたので、体重も落ち着くでしょう。


そして、3月で仕事を辞めることにした。
学校が決まってから、と思っていたけど、
取り合えず辞めてしまおう。
それでもどうにかなるやろう。


勉強せなあかんけど、仕事で疲れてできない。
勉強しなければ、仕事を辞めれない。
今の仕事を来年も続けるのは厳しい。
でも勉強ははかどらない。
そんな悪循環を続けても仕方ないし、
何もなくなるのも、それはそれで爽快かも。


頭の中は、辞めた後のこと。
あれしたいこれしたい。
前向きな空想。
久しぶりの感覚。


父の治療が始まって、
先のことはわからないけど、残された時間はもう少しありそう。
これからの現実をどうするか。


隔たりについて考える。
いつも答はない。
何年もそれを繰り返している。

疲れが取れない。
体が重い。
食欲がない。
どんどん体重が減る。


この不調の原因は?


内科的な病気を考えてたけど、
うつの診断にやたらと当てはまるじゃないの。
考えてもみなかったけど、ちょっと無理し過ぎたってことかなぁ。


どうしたらいいんやろ。
私にカナオはいない。


現実的な方法
病院に行く
仕事を休む
休養をしっかり取る


試験は先送りでいいと思う。
さすがに無理。
お見舞いに行く頻度も減らそう。
出来る範囲でいい。
あのことで一喜一憂しない。
落ち着いて考えるように。

父の病気。
考えると涙が出る。
父の不安、母の不安を思う。
また涙がでる。
父の笑顔を思い出す。
やっぱり涙が出る。


今さら気づく。
与えられていた愛情の大きさを実感する。
父は、世界で一番私のことが好きな人だと思う。
何でそのことに気づかなかったんやろう。
無条件に与えられる愛情に、
勝手に違和感を持っていたけど、
条件をつける必要がないほど、
私は許されていたんやと思う。
その存在の大きさを今さら実感する。
私はまだまだ子どもで、
父に守ってもらわないと、自分の足では歩き切れない。


「明日病院に行くから」
「ごめんやけど、よろしく」
こんな時でも人を気遣う父のことを、
私はどれだけちゃんと見てきたんやろう。


ただ願う。
一日でも長く生きられますように。
苦しみを味わわずに済みますように。
穏やかな老後が2人に訪れますように。

フルーツ女

この間、友人が私をまじまじと見て、
「りんごみたい」と言いました。
私ったら、そんなに爽やかだったかしら・・・
と、果物に喩えられた事実に酔いしれていると、
続いて「髪形が」という声が聞こえました。


はい、その通りです。
友人が私を見て連想したのは、
もぎたてフルーツではなく、ベテラン漫才師であり、
かの親愛なるリンゴ姉さんなのでした。


確かに、前に髪を切った後、
ん?ちょっと髪型かぶってる?
と思いましたが、まさか人様に気づかれる程とは。
不覚です。
いや光栄です。
この髪型ともお別れの時期が来たようです。


先日、「今日は食欲がないから、昼はから揚げ丼にする!」
と職場で元気いっぱいに宣言したところ、
「はぁ?」ってな2つの顔が私を見つめながら、
「食欲がないのになぜ肉を食べようとする??」
「肉食べたいくらいやから食欲あるやん」と言いました。
なるほど。確かに。
食欲がないから焼肉なら食べれる、と人生で数回思ったことがある私ですが、
とんだ勘違いだったのですね。


そういえば、数種類の食べ物が目の前にあって、
ジャンケンで勝った人から好きなものを選ぶ時、
最初に負けたのに、自分で一番ハズレだと思うものを勝手に食べて、
(他の人はまだ勝負中)
本気で怒られたことが2回あります。
「何で負けたのに最初に食べてんの?!」
と言われた時、目から鱗が落ちました。
負けてしまったので、自分なりに一番人気のない物を選んだのですが、
順番を決めるというルールが根本的に分かっておらず、恥ずかしい思いをしました。
しかも、2回も。
さすがに3回目はまだ来ていませんが、
もしそんな場面がありましたら、友人の皆さま、きちんと怒って下さいね。


では。

大人気ない。

sun-n2008-02-20

この前の雪がたくさん降った日に、
雪だるまを作って、雪合戦をしたら(一応仕事で)、
次の日から風邪をひいとります。
正しい冬を過ごしている気分です。


昨日から、ケイタイ電話がずっと圏外です。
メールを送る時は、辛うじてゼロ本の電波が出ますが、
電話機としては使えません。
特に困ってないし、これはこれでいいような気もします。
が、そんなロハスなことばっかりも言ってられないので、
明日あたり修理に出します。


先日家に帰ると、扉に、
「音ウルサイ 常識マモレ」
と赤字で縦に書かれたロックな張り紙がしてありまして、
おそらく階下の人からの熱いメッセージなのですが、
なるべくご要望にお答えしたいと思うものの、
特に騒いだりもしないので、どんな音が迷惑なのかよく分かりません。
もう少し具体的に怒ってもらえたら、と思うのはわがままなのでしょうか。


この件に関して、発見が一つ。
なぜか、騒音について怒られるのはいつも2月です。
引っ越して最初の3年は隣人から(直接文句を言われる)、
ここ2年は階下の人から(手書き文で)。
私の生活音は季節で特に変わることはないと思うのですが、
ご近所さんの堪忍袋は、決まって2月に破裂するみたいです。


それなりに静かに暮らしているつもりなのですが、
それでも怒られるということは、私にはよっぽど常識がないのでしょう。
反省しなければ。


常識がない話をもう一つ。
私は、内緒話の声が人より大きい、らしいです。
私としては、これは聞こえないだろう、
という声量と距離を保っているつもりなのですが、
「声がでかいって!」「隣にいるって!」「聞こえるって!」
と、ヒヤヒヤした様子で注意されます。
これだけ何回も言われるというのは・・・、と考えまして、
最近、自分の感覚がズレているらしいことを自覚しました(遅い)。
内緒話は聞こえるかどうかぎりぎりの所でするのが醍醐味だ、
という価値観も間違っていたようで、今後は改めようと思います。
反省、反省。


それでは。


業務連絡:早割り申し込んだよ!