フルーツ女

この間、友人が私をまじまじと見て、
「りんごみたい」と言いました。
私ったら、そんなに爽やかだったかしら・・・
と、果物に喩えられた事実に酔いしれていると、
続いて「髪形が」という声が聞こえました。


はい、その通りです。
友人が私を見て連想したのは、
もぎたてフルーツではなく、ベテラン漫才師であり、
かの親愛なるリンゴ姉さんなのでした。


確かに、前に髪を切った後、
ん?ちょっと髪型かぶってる?
と思いましたが、まさか人様に気づかれる程とは。
不覚です。
いや光栄です。
この髪型ともお別れの時期が来たようです。


先日、「今日は食欲がないから、昼はから揚げ丼にする!」
と職場で元気いっぱいに宣言したところ、
「はぁ?」ってな2つの顔が私を見つめながら、
「食欲がないのになぜ肉を食べようとする??」
「肉食べたいくらいやから食欲あるやん」と言いました。
なるほど。確かに。
食欲がないから焼肉なら食べれる、と人生で数回思ったことがある私ですが、
とんだ勘違いだったのですね。


そういえば、数種類の食べ物が目の前にあって、
ジャンケンで勝った人から好きなものを選ぶ時、
最初に負けたのに、自分で一番ハズレだと思うものを勝手に食べて、
(他の人はまだ勝負中)
本気で怒られたことが2回あります。
「何で負けたのに最初に食べてんの?!」
と言われた時、目から鱗が落ちました。
負けてしまったので、自分なりに一番人気のない物を選んだのですが、
順番を決めるというルールが根本的に分かっておらず、恥ずかしい思いをしました。
しかも、2回も。
さすがに3回目はまだ来ていませんが、
もしそんな場面がありましたら、友人の皆さま、きちんと怒って下さいね。


では。