フジロック

sun-n2006-08-04

7月30日、フジロックに行った。


夜行列車で新潟に向かって、朝、越後湯沢で友人と合流した。
二人は既にいいテンションで、いきなり楽しい。
とても天気がよくて、それだけで幸せだった。


会場に近づくほど、
どんどんフジロックの雰囲気になっていくのが、
嬉しくて仕方なかった。
着いた頃には、
見たい人たちはほとんど前の日に出てることも、
体が疲れていることも、
明日が仕事なことも、
帰ったら貧乏なことも、
全部大した問題じゃなかった。


入場ゲートとか、ゴミ袋を配る人とか、
トイレとか、ステージとか、屋台とか、
フジに来たのは二回目でも、不思議と懐かしかった。


ライブは、全体的にのんびり過ごしつつ、
全く知らないアフリカのバンドに踊りまくったり、
一番楽しみなバンドの時に眠気のピークが来たり、
楽しくて仕方ないのと体力の限界との間で悲喜交々。
ピエール瀧を間近で見て、ちょっと感動した。

GREEN STAGEに数万人がいる姿は圧巻だし、
それ以外の場所でも、単にライブを見る以上に、
言語化できない色んなものがあった。
あれを味わうためなら、少々の無理をしてでも、
フジロックには行った方がいいと思った。


寝台列車で大阪に戻って、翌日朝から仕事に行った。
びっくりするぐらい眠くて、体はくたくた。
同僚には迷惑をかけてしまった。
やっぱり、次の日は休んだ方がいいみたい。


普段は大嫌いな日焼けも、
体の疲れも、
荷物で散らかった部屋も、
ちょっと判断を間違って買ったフジロックTシャツも、
結局は全部いいと思えてしまう。


帰ってきてから何かと忙しいけど、
気持ちが全然滅入らないのも、フジロック効果やね。


そんなこんなで、来年は行ける人みんな行こう。